茨城県阿見町の物流センターで先月30日に起きた火事は、5日夕方、発生から5日たって消し止められました。
警察や消防によりますと、先月30日の午後6時50分ごろ、阿見町星の里の「SBSフレック」の物流センターから火が出ていると消防に通報がありました。
火は建物の広い範囲に燃え広がり、外壁と内壁の間にある断熱材などが燃え続け、発生から5日がたった5日午後5時前、火は消し止められました。
この火災では発生当日に下請け会社の40代の男性がのどの痛みを訴えて病院に搬送されたほか、今月2日、消火活動にあたっていた41歳の男性消防士が熱中症の疑いで搬送されましたがいずれも命に別状はないということです。
捜査関係者などによりますと、火が出た当時、物流センターの内部では断熱材を取り付ける工事が行われていたということです。
警察と消防は6日以降、実況見分を行って火災の原因などを詳しく調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB