インド洋の島国、スリランカのラジャパクサ大統領は6日、深刻な経済危機を乗り切るため、ロシアのプーチン大統領に燃料を輸入するための支援を要請したことを明らかにしました。
スリランカは、過大なインフラ整備で膨らんだ借金の返済で外貨が不足して経済が危機的な状況に陥り、ことし4月、大手格付け会社「S&Pグローバル・レーティング」は、外貨建ての国債が部分的なデフォルト=債務不履行に陥ったと認定しました。
国内では燃料など輸入に頼ってきた物資の不足が深刻化し、先月下旬からは、都市部ではすべての学校が休校となっているほか、政府機関の職員は在宅勤務となるなど、影響が広がっています。
-- NHK NEWS WEB