8日の東京株式市場、安倍元総理大臣が撃たれ倒れたという情報が伝わったのをきっかけに、株価の上げ幅が縮小し、7日より小幅な値上がりで取り引きを終えました。
8日の東京株式市場は、7日のニューヨーク市場の株価上昇を受けて、午前中は日経平均株価が300円以上、値上がりしました。
しかし、奈良市で演説をしていた安倍元総理大臣が撃たれ倒れたという情報が伝わると、午後の取り引き開始直後から売り注文が増えて、上げ幅を縮小する展開となりました。
▽日経平均株価、8日の終値は7日より26円66銭高い2万6517円19銭、
▽東証株価指数=トピックスは5.10上がって1887.43、
▽一日の出来高は14億6687万株でした。
市場関係者は「あまりに突然のニュースだったため、政局の先行きへの警戒感から反射的に売り注文が出た印象だ。ただ、今後の影響を見極めたいという投資家も少なくなかったほか、アメリカの雇用統計の発表を日本時間の今夜に控え、しだいに様子見ムードも強まった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB