19日午後、茨城県桜川市で、ハンググライダーの大会に参加していた36歳の男性が操縦するグライダーが田んぼに墜落し、男性は病院に運ばれましたが死亡しました。
19日午後4時前、茨城県桜川市真壁町椎尾で、ハンググライダーの大会に参加していたハンググライダー1機が田んぼに墜落したと消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、ハンググライダーのそばに神戸市の会社員、中野宏紀さん(36)が倒れていて、病院に運ばれましたが死亡しました。
警察によりますと、19日は、墜落現場から10キロ余り離れた山を飛び立って複数の地点の上空を通過してゴールを目指す大会が開かれていて、中野さんも参加していたということです。
当時の天候は晴れでしたが、事故を目撃した大会関係者は、中野さんのハンググライダーがゴールの手前で強い風にあおられて急に失速し、10メートルほどの高さから墜落したと話しているということです。
中野さんはハンググライダーの経験が18年ほどあるベテランだということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB