17日午前、埼玉県秩父市にある鉱山のトンネルで30代の男性2人が倒れているのが見つかり、いずれも搬送先の病院で死亡しました。
現場付近の酸素濃度はほぼゼロの状態だったということで、警察は酸欠が原因とみて詳しく調べています。
17日午前11時すぎ、埼玉県秩父市中津川にある鉱山のトンネルで、50代の男性から「一緒にトンネルに入った男性が酸欠で倒れた」と消防に通報がありました。
消防が現場に駆けつけたところ、男性2人がトンネルの入り口から300メートルほど進んだ場所に倒れているのが見つかり、病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは、いずれも東京・大田区に住む36歳と35歳の会社員の男性で、2人が見つかった現場付近は酸素濃度がほぼゼロの状態だったということです。
警察は酸欠が原因で死亡したとみて詳しく調べています。
亡くなった男性2人は、SNSを通じて知り合った別の男性2人とあわせて4人のグループで鉱山のトンネルに入っていたということで、警察は4人の行動の目的なども調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB