来年1月末に営業を終了する東京 渋谷の東急百貨店本店の跡地に、商業施設のほかホテルや賃貸住宅などを備えた地上36階建ての複合施設が2027年度に建設されることになりました。
これは21日、東急百貨店の親会社の東急が発表したものです。
それによりますと、新たに建設される複合施設は高さが164メートル、地上36階、地下4階建てで、低層階に商業施設を、中層階にはアジアで展開する高級ホテルを設けるとしています。
また、上層階には賃貸住宅を整備する計画だということです。
再開発事業は、東急と東急百貨店のほか「GINZA SIX」などを手がけた不動産開発会社が共同で行い、2027年度の完成を目指す計画です。
東急の渋谷開発事業部、杉本里奈課長は「これまで百貨店で培ってきたお客様へのサービスやDNAを新たな施設でも生かしていきたい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB