大手電機メーカーの東芝は、半世紀以上にわたって最先端の技術を生み出してきた研究開発施設を、およそ340億円をかけて、建て替えることになりました。施設を一新し、理論上、絶対に解読されないとされる「量子暗号通信」や再生可能エネルギーの分野などで競争力を強化するねらいです。
川崎市にある東芝研究開発センターは、1961年の設立以来、配達の効率化につながった郵便番号の自動読み取り機や漢字変換ができる世界初のワープロ生み出すなど、日本のものづくりをリードしてきました。
会社では施設の老朽化に伴っておよそ340億円をかけて、新たな研究棟を整備することになり、22日、関係者が集まって起工式が開かれました。
-- NHK NEWS WEB