23日午前、岩手県金ケ崎町で、ため池の周りで草刈りをしていた50代の男性が池に転落し、助けようとした60代の男性も溺れていずれも死亡しました。
23日午前9時前、岩手県金ケ崎町西根にある農業用のため池「吉田沢堤」で、近くに住む農業の宮舘晃さん(57)が草刈りをしていたところ、草刈り機ごとため池に転落しました。
一緒に作業をしていた近くに住む会社員の齊藤春喜さん(62)が助けようと飛び込みましたが、2人とも溺れ死亡しました。
警察によりますと、2人が溺れたところは水深が2メートル30センチほどあり、泥がたまって水草が生い茂っていたということです。
2人はため池周辺の水路を管理するグループのメンバーで、事故が起きる15分ほど前から合わせて14人で草刈り作業をしていたということです。
警察はコンクリートで舗装されたのり面で作業している際に宮舘さんが誤って転落したとみて、詳しい状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB