健康志向の高まりなどを受け、外食業界では肉などの代わりに植物由来の原料を使った料理を提供する動きが一段と広がっています。
ラーメンチェーンの一風堂では、肉や卵など動物性の食材を一切使わないラーメンを定番メニュー化し、今月上旬から東京 新宿区の店舗で提供を始めました。
店の売りである豚骨ラーメンの味わいを再現するため、スープは豆乳をベースに植物油や野菜を組み合わせてコクや風味を出し、麺は全粒粉を使い製法を工夫して卵を混ぜずにコシを出すなど、運営会社がおよそ3年がかりで開発しました。
値段は20%ほど割高ですが、健康志向や環境問題への意識が高まるなか、新たな客層を取り込みたいねらいです。
-- NHK NEWS WEB