大手おもちゃメーカーの「タカラトミー」は、原材料価格の高騰を受けて、主力商品のミニカーや鉄道模型、それにボードゲームなどについてことし9月から値上げすることを明らかにしました。
発表によりますと、タカラトミーが値上げするのは、主力商品と位置づけるミニカーの「トミカ」や鉄道模型の「プラレール」、それにボードゲームの「人生ゲーム」などの一部の商品で合わせて331種類になります。
ことし9月1日の出荷分から、希望小売価格を平均で10.4%引き上げます。
会社は亜鉛合金やプラスチックなどの原材料価格が上昇したほか、海外の生産拠点からの輸送費が膨らみ、生産の効率化などで価格を維持することが難しくなったとしていて、物価上昇の動きは世代を超えて親しまれるおもちゃにも広がっています。
-- NHK NEWS WEB