アメリカのIT大手、アマゾンは、ロボット掃除機を手がけるアメリカの「アイロボット」を、日本円にしておよそ2300億円で買収すると発表し、家電事業を強化する方針です。
アマゾンは5日、ロボット掃除機の先駆けである「ルンバ」を手がける、アメリカの「アイロボット」を買収すると発表しました。
買収額は、負債も含めておよそ17億ドル、日本円にしておよそ2300億円になるということです。
アマゾンは去年、身の回りの世話などをしてくれるAI=人工知能を搭載した家庭用ロボットを販売するなど、家電事業に注力しています。
今回の買収について、アマゾンは「時間の節約は重要で、家事が貴重な時間を奪っている。人々の生活をより楽に、楽しいものにできるよう発明していく」などとコメントしています。
アメリカでは、電気自動車メーカーのテスラもAIやセンサーなど車の自動運転で培った技術を活用し、将来的に買い物などを担うことができるロボットの開発を進めています。
-- NHK NEWS WEB