12日のニューヨーク株式市場は、アメリカの輸入物価の指数が低下したことをきっかけにインフレへの懸念が和らいで買い注文が増え、ダウ平均株価は400ドルを超える値上がりとなりました。
12日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて424ドル38セント高い、3万3761ドル5セントでした。
この日、発表されたアメリカの7月の輸入物価の指数が低下したことをきっかけにインフレへの懸念が和らいで買い注文が増えました。
ダウ平均株価の値上がりは3日連続です。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も2%の大幅な上昇となりました。
市場関係者は「10日に発表されたアメリカの先月の消費者物価指数の伸びが前の月より縮小していたこともあってインフレが収まっていくとの見方が改めて広がった。この日、発表された消費者の景況感を示す別の経済指標が市場の予想を上回ったことも買い注文につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB