15日、愛媛県を離陸したヘリコプターが広島県の山中で墜落した事故で、警察は、死亡したのはヘリコプターを操縦していた静岡県の66歳の男性であることを明らかにしました。
警察によりますと、15日、愛媛県上島町の弓削豊島を離陸したヘリコプターが、広島県神石高原町の山中で墜落した状態で発見されました。
ヘリコプターの近くで男性1人が見つかり、その後、死亡が確認されましたが警察は、死亡したのはこのヘリコプターを操縦していた静岡県磐田市の※ツチ田勳さん(66)だと明らかにしました。
神石高原町に本部があるNPO法人の「ピースウィンズ・ジャパン」によりますと、ヘリコプターは、この団体が土田さんが所属する会社に運航を委託していたということです。
「ピースウィンズ・ジャパン」は「数々の緊急支援に従事していただいた信頼できる仲間で、大変残念に、また、申し訳なく思います。心からご冥福をお祈りします」などとコメントしています。
この事故では国の運輸安全委員会の航空事故調査官が16日、現地に入り、事故原因の調査を始めることにしています。
※▼ツチは、「土」に「玉」と同じ位置に「、」
-- NHK NEWS WEB