17日の東京株式市場、アメリカでインフレによる景気の先行きへの警戒感が、いったん和らいだことを受けて買い注文が広がり、日経平均株価は、およそ7か月ぶりに2万9000円台を回復しています。
▽日経平均株価、午前の終値は、17日の終値より232円42銭高い、2万9101円33銭でした。
取り引き時間中に2万9000円台を回復するのはことし1月以来、およそ7か月ぶりです。
▽東証株価指数=トピックスは、15.39上がって、1997.35。
▽午前の出来高は5億7926万株でした。
市場関係者は「アメリカで16日に発表された流通大手の決算内容が市場予想を上回り、投資家の間でインフレによる景気の先行きへの警戒感がいったん和らいだことを受け、東京市場でも多くの銘柄に買い注文が出ている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB