大阪のテーマパーク、USJ=「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」は、10月下旬から1日券の最高価格を税込みで9800円に引き上げることを明らかにしました。運営会社では繁忙期の混雑を緩和するための措置だとしていて、この価格をその後も維持するかは未定だとしています。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の運営会社では、混雑具合などを考慮した変動制の入場料金を2019年から導入していて、現在、12歳以上の「大人」の1日券の最高価格は税込みで9400円となっています。
こうした中、運営会社では、ハロウィーンに関連したイベントなどで10月下旬以降は1年間で最も混雑する時期であることを踏まえ、この期間の最高価格を9800円に引き上げることになりました。
4歳から11歳までの「子ども」の1日券は、現在の6300円から6500円となります。
一方、それ以降の時期もこの価格を続けるかは未定だとしています。
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の運営会社では「混雑の平準化などを踏まえて判断したもので、その分、入場客への体験価値を高めていきたい」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB