19日、沖縄県宜野湾市の横断歩道で、保育園児を乗せた手押しのカートに軽乗用車が突っ込み、園児7人が病院に搬送された事故で、逮捕された会社員は警察の調べに対し「ぼーっとして信号をよく見ていなかった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
19日午前9時すぎ、宜野湾市伊佐で1歳から2歳の保育園児7人を乗せた散歩用の手押しのカートが横断歩道を渡っていたところ、走ってきた軽乗用車に衝突され園児全員が病院に搬送されました。
警察によりますと、切り傷などを負った園児はいるものの、いずれも意識はあり、これまでのところ重傷者はいないということです。
この事故で、軽乗用車を運転していた中城村の会社員池原優香容疑者(21)が過失運転傷害の疑いでその場で逮捕されました。
警察によりますと「横断中の園児に衝突したのは間違いない」と容疑を認めているということです。
さらに「ぼーっとして信号をよく見ていなかった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かりました。
園児を引率していた保育士は「青信号で横断歩道を渡っていた際に車が突っ込んできた」と話しているということで、警察は会社員が信号を無視した可能性があるとみて当時の状況を調べています。
-- NHK NEWS WEB