「韓国の有名ブランド服を販売する権利がある」などとうその話を持ちかけ、20代の会社員から融資金名目で現金50万円をだまし取ったとして、40代の容疑者など5人が逮捕され、警視庁は同様の手口で2000万円余りをだまし取ったとみて調べています。
5人のうち一部は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、東京 渋谷区の職業不詳、上村親志容疑者(45)や神奈川県逗子市の職業不詳、甲斐巨真容疑者(24)など合わせて5人です。
警視庁によりますと、5人は20代の会社員の女性に「韓国の有名ブランド服を販売する権利があるので一時的にお金を貸してほしい」などとうその話を持ちかけ、融資金名目で現金50万円をだまし取ったとして詐欺の疑いが持たれています。
5人は、マッチングアプリで知り合った女性に「ビジネスで成功したすごい人がいる。話を聞いてみないか」などと誘い、新規事業を立ち上げることを信じ込ませたということです。
警視庁は、同様の手口で合わせて2400万円をだまし取ったとみて調べています。
調べに対し、上村容疑者は「よく分かりません」と容疑を否認し、甲斐容疑者は「だまし取ったことは間違いない」と容疑を認めているということです。
-- NHK NEWS WEB