大阪に本社がある「江崎グリコ」は、レトルト食品など11品目に合成樹脂が混入している可能性があるとして、およそ80万個を自主回収すると発表しました。
自主回収するのは、江崎グリコが販売している「DONBURI亭」の中華丼やすき焼き丼など5品目や、「炊き込み御膳」の2品目など、合わせて11品目です。
対象となるのは、賞味期限が今月から来年7月までのおよそ80万個です。
ことし4月から、今月5日までに「商品に異物が入っている」という連絡が、合わせて5件寄せられたということです。
会社で調べたところ、異物は1.3センチから2.9センチほどの大きさで、エアコンのフィルターなどに使われる合成樹脂だとわかったということです。
商品に使われている中国産のシイタケに混ざっていた可能性が高いということで、同じ供給元が生産する原料を使った商品を回収することにしたということです。
会社は、「健康への影響はないと判断している」としています。
-- NHK NEWS WEB