アメリカ西部カリフォルニア州は25日、2035年以降、州内でのガソリン車やハイブリッド車などの新車販売を全面的に禁止する新たな規制案を決定したと発表しました。
ハイブリッド車を得意とする日本の自動車メーカーも販売戦略の見直しを迫られることになります。
カリフォルニア州の環境規制当局は25日、気候変動対策を重視するニューサム知事の方針を受け、州内でのガソリン車のほか、ハイブリッド車などの新車販売を2035年以降、全面的に禁止する規制案を決定したと発表しました。
決定では、2026年から2035年にかけて自動車メーカー各社に、EV=電気自動車など排気ガスを出さないゼロエミッション車の販売比率を段階的に高めるよう義務づけています。
この規制によってカリフォルニア州では2040年には車からの温室効果ガスの排出が現在の半分に減る見込みだということです。
-- NHK NEWS WEB