東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約をめぐる贈収賄事件で6日、組織委員会の元理事に対する贈賄の罪で起訴されたAOKIホールディングスの青木拡憲前会長(83)ら3人が今夜、東京拘置所から保釈されました。このうち青木前会長の保釈金は3億円です。
保釈されたのは、
紳士服大手AOKIホールディングスの
▽前会長、青木拡憲被告(83)、
▽前会長の弟で副会長だった青木寶久被告(76)、
それに、
▽専務執行役員の上田雄久被告(40)の3人です。
青木前会長は7日夜7時半すぎ、雨が降る中、弁護士と車に乗り込み、東京拘置所をあとにしました。
3人は、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の元理事の高橋治之被告(78)にスポンサー契約などに関し、総額5100万円の賄賂を提供したとして、贈賄の罪に問われています。
6日に起訴されたあと弁護士が保釈を請求し、東京地方裁判所は7日、認める決定をしました。
このうち、青木前会長の保釈金は3億円で、3人はいずれも保釈金を納付したということです。
関係者によりますと、3人は、いずれも起訴された内容を認めているということです。
-- NHK NEWS WEB