改造した拳銃や規制の対象となるエアガンなど合わせて15丁を違法に所持していたとして、銃の愛好家の74歳の会社員が書類送検されました。
書類送検されたのは相模原市に住む74歳の会社員です。
警視庁によりますと、ことし5月、改造拳銃1丁と人にけがをさせる威力があり「準空気銃」として所持が禁止されているエアガン5丁、それに模造拳銃9丁の合わせて15丁を自宅で違法に所持したとして銃刀法違反の疑いが持たれています。
このうち改造拳銃は警視庁が鑑定した結果、実際に金属製の弾丸を発射でき、殺傷能力があることが分かったということです。
男性は20歳のころから趣味でモデルガンなどの収集を始め、販売店やネットオークションで購入し、観賞用として自宅に保管していたということです。
会社員がネットオークションで模造拳銃の疑いがあるエアガンを落札したのを警視庁がサイバーパトロールで見つけ、自宅を捜索したところ、違法な銃などを所持していることが分かったということです。
調べに対して「拳銃などを所持することの違法性は知っていた」と容疑を認めているということで「改造したものが金属製の弾丸を発射できる能力があると知り、後悔しています」などと供述しているということです。
-- NHK NEWS WEB