大手電機メーカーの富士通は、パソコン事業を、中国のパソコンメーカー、レノボ・グループと統合することで最終調整していますが、協議に時間がかかっているため、統合時期を当初の今月末から来月以降に先送りする見通しとなりました。
富士通は、子会社が手がけるパソコン事業について、中国のパソコンメーカー、レノボ・グループと統合することで最終調整を進めています。
両社は統合の時期について、当初今月末をめどとしていましたが、協議に時間がかかっているため、来月以降に時期を先送りする見通しとなりました。
これについて、富士通は「協議自体は順調に進んでおり、事業統合の計画そのものには影響はない」と話しています。
両社は、パソコン事業の研究開発や設計、それに製造部門を統合することで効率化を進め、世界市場での競争力の強化を目指すとしています。
-- NHK NEWS WEB