11日夜遅く、川崎市の川崎駅前の繁華街で、57歳のベトナム人の会社員の男性が刃物で刺されて倒れているのが見つかりその後、病院で死亡が確認されました。警察は殺人事件として、逃げた人物の行方を捜査しています。
11日午後11時20分ごろ、川崎市川崎区東田町の路上で、「男性が血を流して倒れており、包丁を持った男が走って行った」と通行人から警察に通報がありました。
警察によりますと、刺されたのはベトナム国籍の会社員、グエン・ダイ・ヒップさん(57)で、病院に搬送されましたが午前0時すぎに死亡が確認されました。
グエンさんは胸を刃物で刺されていたということです。
凶器となった刃物は現場周辺では見つかっておらず、警察は目撃者の話から刺したのは男とみて、殺人事件として行方を捜査しています。
現場は川崎駅や川崎市役所などに近い飲食店などが建ち並ぶ繁華街で、警察は付近で不審な人物を見かけた人がいないか聞き込みを行うとともに、周辺の住民などに注意を呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB