犯罪組織による資金洗浄=マネーロンダリングへの対策が金融機関に求められる中、地方銀行の間では、AI=人工知能を活用して不審な取り引きを検知するシステムを導入するなど、対策を強化する動きが出ています。
マネーロンダリングの対策をめぐっては去年、各国の取り組みを審査する国際機関=FATFが、地方銀行などの対策が不十分だと指摘していて、対策の強化が課題となっています。
こうした中、横浜市に本店のある「横浜銀行」は、システム会社などとともにAIを活用して不審な取り引きを検知するシステムを開発し、ことし6月から本格的に導入しました。
-- NHK NEWS WEB