横浜市にある知的障害者施設の案内板に塗料が入った瓶を投げて壊したとして48歳の会社員が器物損壊の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは横浜市旭区に住む会社員、福井忠容疑者(48)です。
警察によりますと去年11月、横浜市内にある県の知的障害者施設「芹が谷やまゆり園」で、施設の案内板に赤い塗料が入った瓶を投げつけて壊したとして器物損壊の疑いが持たれています。
警察が付近の防犯カメラの映像を分析するなど捜査したところ、施設に出入りする会社に勤務していた容疑者が関わっていた疑いがあることがわかったということです。
調べに対し容疑を認め、「会社に不満があった」などと供述しているということです。
容疑者が勤務していた会社の取引先などでは去年からことしにかけて塗料が入った瓶が投げつけられる被害が相次いでいて、警察が関連を調べています。
現場の施設は6年前、19人が殺害された相模原市の「津久井やまゆり園」の事件を受けて神奈川県が新たに整備した施設で当時、「津久井やまゆり園」の入所者が暮らしていました。
-- NHK NEWS WEB