G7=主要7か国の貿易相会合が日本時間の15日ドイツで始まります。会合に先立ち、西村経済産業大臣はウクライナの副首相と会談し、ロシアによる軍事侵攻が長期化するなか、日本として企業に参画を呼びかけるなどして経済復興に向けた支援を行うことを表明しました。
G7の貿易相会合はドイツ東部で日本時間の15日午後始まり、日本からは西村経済産業大臣が出席します。
ウクライナの経済復興がテーマの一つになっていて、会合に先立ち西村大臣はウクライナのスヴィリデンコ副首相と会談し日本としての支援策を表明しました。
具体的には、インフラの復旧などに向けて政府として現地のニーズを踏まえ日本企業にも参画を呼びかけて支援を行うほか、JETRO=日本貿易振興機構に専門のチームを設けウクライナ企業の輸出を支援することにしています。
これに対してウクライナのスヴィリデンコ副首相は歓迎の意向を示し、今後日本とウクライナで具体的な支援の内容について調整を進めるという方針で一致したということです。
会談のあと西村大臣は記者団に対して「ウクライナ側のニーズもあるので、よくすりあわせていこうということで一致した。このあとの会合でもウクライナ支援について話し合うので、G7の国と連携して取り組んでいきたい」と述べました。
-- NHK NEWS WEB