コンビニエンスストア大手「セブン‐イレブン・ジャパン」の全国の店舗で23日からイベントなどのチケットが発券できない状態が続いていましたが、会社は24日にシステム障害が解消され、発券のサービスを再開したと発表しました。
会社によりますと、23日午前1時すぎから全国およそ2万1000店のセブン‐イレブンの店舗でシステム障害のため、イベントや映画などのチケットの発券ができなくなりました。
会社で原因を調べたところ、定期的に行っているシステム上のデータの切り替えが正常にできていなかったことがわかり、修正作業を進めた結果、24日午前から順次、各店舗で発券のサービスを再開しているということです。
会社では、チケットが発券できなかった客に対して、レシートや携帯電話の画面などでチケットを購入したことや予約したことが確認できれば、原則として会場などに入れるようにしていましたが、当面の間、こうした対応を続けることにしています。
セブン‐イレブン・ジャパンは「ご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。今回の事態を真摯(しんし)に受け止め、今後このようなことが起こらぬよう、努めてまいります」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB