3年前、静岡県三島市で赤信号を見過ごした車にはねられて死亡した男性の遺族が、車の運転手に対する執行猶予付きの判決を不服とする見解を表明したことをめぐり、インターネット上でひぼう中傷する書き込みをされたとして、警察に告訴状を提出しました。
3年前に三島市内で原付きバイクを運転していた会社員、仲澤勝美さん(当時50)は、赤信号を見過ごした乗用車にはねられて亡くなりました。
この事故では、乗用車の運転手が過失運転致死の罪に問われ、去年、執行猶予の付いた有罪判決が確定しています。
この判決について、仲澤さんの遺族は検察に控訴するよう申し入れるなど不服とする見解を表明しましたが、こうした対応をめぐりインターネット上でひぼう中傷する書き込みをされたとして、今月16日、容疑者を特定しないまま侮辱の疑いで警察に告訴状を提出しました。
遺族側の弁護士によりますと、告訴状は28日午前中に受理されたということです。
-- NHK NEWS WEB