首都圏のスーパー「オーケー」が関西に出店する方針を正式に発表しました。いったんは「関西スーパーマーケット」の買収を通じて関西圏への進出を図ろうとしたものの、去年断念した経緯があり、今度は自前での進出となります。
発表によりますと、オーケーは子会社を通じ、大阪 東大阪市内にある市の土地を入札で取得し、11月中旬に引き渡しを受ける予定です。
広さは3600平方メートル余りで、会社では再来年前半にこの場所に旗艦店として出店することを目指し、準備を進めるとしています。
そのうえで今後も関西での積極的な出店を計画し、準備が整えば、この旗艦店よりも前に関西エリアの1号店をオープンする可能性もあるとしています。
オーケーは去年、関西スーパーの買収をめぐって、阪急阪神百貨店の運営会社との間で司法の場にもつれこむ争奪戦の末に敗れ、関西スーパーは阪急阪神百貨店の運営会社の子会社となったあと、ことし2月にほかのスーパー2社とともに関西有数のスーパー連合、「関西フードマーケット」の傘下に入り、事業を展開しています。
-- NHK NEWS WEB