トヨタ自動車は、車をインターネットにつなげるコネクティッドサービスを契約していた顧客のメールアドレス、29万件余りが漏えいした可能性があると発表しました。
トヨタによりますと、漏えいした可能性があるのは、車をインターネットにつなげるコネクティッドサービス「T‐Connect」を契約していた顧客のメールアドレスです。
対象は、2017年7月以降に「T‐Connect」のユーザー用サイトで登録されたメールアドレス29万件余りだということです。一方、名前や電話番号、クレジットカードなどの情報が流出した可能性はないとしています。
サイトの開発を委託した企業のミスで、メールアドレスを保管していたデータサーバーへの「アクセスキー」が解析可能な状態で外部に公開されていたことが原因だということです。
現時点で個人情報の不正利用は確認されていないとしていますが、詐欺などの迷惑メールが送信されるおそれがあるとして注意を呼びかけています。
トヨタは「お客様に大変なご迷惑、ご心配をおかけし心よりおわび申し上げます。個人情報の保護や管理の徹底について、よりいっそう努力してまいります」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB