日本の政府や大手商社も参画して、ロシア極東のサハリン沖で行われている石油と天然ガスの開発プロジェクト「サハリン1」の事業を移す新しい会社が14日、設立されました。
日本側は、今後1か月以内に新会社の株式の取得に同意するかどうかロシア側に通知する必要があり、対応が迫られることになります。
ロシア国営メディアによりますと、サハリン沖の石油と天然ガスの開発プロジェクト「サハリン1」について、事業を移す新会社が14日法人登記され、正式に設立されました。
ロシア政府は新会社を設立するよう命じる政令を13日に発表していました。
新会社には参画しているロシア国営の石油大手ロスネフチの子会社が指定され、本社はサハリン州の州都ユジノサハリンスクに置かれたということです。
-- NHK NEWS WEB