「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」は、原材料価格などの高騰を受けて、ギョーザやチャーハンなどの価格を来月19日から値上げすると発表しました。この会社の値上げは、5月に続いてことし2回目となります。
発表によりますと、「王将フードサービス」は、「餃子の王将」などの店舗で常時提供しているメニューのおよそ半数に当たる35の商品について、来月19日から値上げすることを決めました。
これらの商品は店内で飲食する場合、税込み価格で11円から55円値上げされ、主力の商品である「餃子」は、
▽西日本では264円から275円に、
▽人件費や店舗の賃料が高い東日本では286円から297円に引き上げられます。
また、宅配の場合は、それぞれの商品で税込み価格で20円から80円、値上げするとしています。
理由について、会社は、小麦や食用油をはじめとする原材料価格が高騰していることに加えて、ことし夏から電気やガスの料金が大幅に上昇しているためとしています。
値上げは、14の商品で実施された5月に続いて、ことし2回目となります。
王将フードサービスは「値上げした5月以降もレシピの改良やコスト削減に注力してきたが、原材料などの価格は想定を超えて上昇しており、今回の価格改定を決めた。ご理解をお願いしたい」とコメントしています。
-- NHK NEWS WEB