18日のニューヨーク株式市場は、このところ発表されているアメリカの大手金融などの業績が好調と受け止められたことで、企業業績の先行きへの期待から買い注文が増え、ダウ平均株価は300ドルを超える値上がりとなりました。
18日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は、前日と比べて337ドル98セント高い3万523ドル80セントでした。
ダウ平均株価の値上がりは2日連続で、この間の上昇幅は800ドルを超えました。
18日発表されたアメリカの金融大手の決算で業績が市場の予想を上回るなど、このところ発表されている先月までの3か月間の金融機関や企業の業績が好調と受け止められたことで、企業業績の先行きへの期待から買い注文が増えました。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も0.9%の上昇でした。
市場関係者は「企業業績の先行きに楽観的な見方が広がっている一方、今後も続く決算発表の内容を見極めたいという投資家も多く、株価の上昇傾向が続くかどうかは不透明だ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB