去年9月、大分市で25歳の会社員の女性の行方がわからなくなってから26日で半年になります。24日、両親と警察官が、女性が住んでいたアパートの近くでチラシを配るなどして情報提供を呼びかけました。
福岡県久留米市出身で大分市横尾に住む会社員の五條堀美咲さん(25)は、去年9月、勤め先の服飾雑貨店に出勤せず行方がわからなくなり、警察は事件や事故に巻き込まれたおそれもあると見て捜しています。
行方がわからなくなってから26日で半年になるのを前に、24日、両親と警察官が、五條堀さんが1人で住んでいたアパートの近くで、写真を載せた1000枚のチラシを配ったり、新たに看板を設置したりして情報提供を呼びかけました。
警察は、この半年間で延べおよそ8700人の警察官を投入し、交友関係を中心におよそ250人から話を聴くなどしてきましたが、有力な情報は得られていないということです。
両親は警察を通じて、「私たち家族は娘のことが心配で帰りを心待ちにしています。どのようなことでもいいので、皆さまからの情報をお待ちしております」というコメントを出しました。
近所に住む人は「両親はとても心配だと思います。早く見つかってほしい」と話していました。
五條堀さんは身長が1メートル49センチで、行方がわからなくなった時はセミロングの髪型だったということです。
情報の連絡先は大分東警察署、電話番号は097・527・2131です。
-- NHK NEWS WEB