東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、社長ら3人が贈賄の疑いで逮捕された大手広告会社ADKホールディングスは、社長の植野伸一容疑者(68)が19日づけで辞任したと発表しました。
東京オリンピック・パラリンピックをめぐる汚職事件で、東京地検特捜部は19日、スポンサーの契約業務を請け負ったADKホールディングス側などから賄賂を受け取ったなどとして、組織委員会の元理事を受託収賄の疑いで再逮捕するとともに、ADKホールディングスの植野社長ら3人を贈賄の疑いで逮捕しました。
会社によりますと、今回の逮捕を受けて植野社長本人から19日、辞任の申し出があり、受理したということです。
そのうえで、後任の社長に大山俊哉執行役員(63)を昇格させる人事を、19日開かれた株主総会と取締役会で決議し、20日づけで大山氏が社長に就任しました。
-- NHK NEWS WEB