25日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価はアメリカの利上げのペースがことし12月以降、減速するとの見方を背景に3営業日連続の値上がりとなりました。
25日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて337ドル12セント高い3万1836ドル74セントでした。
ダウ平均株価の値上がりは3営業日連続で、この間の上昇幅は1500ドルを超えました。
この日、発表されたアメリカの住宅価格や消費者心理に関する経済指標が市場の予想を下回ったことで利上げのペースがことし12月以降、減速するのではないかとの見方が広がり、利上げによって景気が冷え込むことへの懸念がいくぶん和らいで買い注文が増えました。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も2.2%の大幅な上昇でした。
市場関係者は「アメリカの長期金利が低下したことや、この日、発表された大手自動車の決算などで市場の予想を上回る業績が確認されていることも安心材料となり株価の上昇につながった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB