アメリカの起業家、イーロン・マスク氏は26日、買収手続きを進めているソーシャルメディア大手、ツイッターの本社を洗面台を手に訪れる様子を、「よく考えてみて」というメッセージと共に、自身のツイッターに投稿しました。アメリカメディアの間では、この行動がどういう意味を示すのか話題になっています。
起業家のイーロン・マスク氏は、現地の裁判所からの命令を受け、今月28日までにソーシャルメディア大手、ツイッターの買収を総額440億ドルで完了するための手続きを進めています。
こうした中、マスク氏は26日に、自身のツイッターに9秒ほどの動画を投稿しました。
動画には、カリフォルニア州にあるツイッターの本社の建物に、洗面台、英語で「sink(シンク)」を手にしたマスク氏が入っていく様子が映っていて、投稿には「ツイッター本社に来た。どういうことかよく考えてみて」というコメントが添えられています。
「どういうことかよく考えてみて」は、英語で「let that sink in」と表現され、シンクになぞらえて洗面台を手にした動画を投稿したのではないかとみられます。
アメリカメディアの間では、この動画の投稿がどういう意味を示すのか話題になっていて、ツイッターの買収が大詰めを迎えていることを示唆しているという見方も出ています。
-- NHK NEWS WEB