24日のニューヨーク株式市場は医療保険制度改革、いわゆるオバマケアの代替案の行方が不透明になったことから売り注文が出て、ダウ平均株価は7営業日連続して値下がりしました。
24日のニューヨーク株式市場は値上がりして始まりましたが、議会下院で医療保険制度改革、いわゆるオバマケアの代替案の採決が否決される見通しだと伝わったことなどを受けて、売り注文が広がり、ダウ平均株価は、一時前日より120ドル以上値下がりしました。
その後はいく分買い戻しの動きが出ましたが、結局、ダウ平均株価は前日より59ドル86セント安い、2万596ドル72セントで取り引きを終え7営業日連続で下落しました。
市場関係者は「オバマケアの見直しでのつまずきを見て、投資家が期待している減税やインフラ投資といった政策が本当に実行できるか不安が広がっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB