26日昼すぎ、徳島県鳴門市の競艇場に「爆弾をしかけた」という電話があり、以降の8つのレースが中止になりました。爆発物などは見つかりませんでしたが、警察は業務妨害の疑いで捜査するとともに、2週間前にも香川県の競艇場に爆破を予告する電話があったことから関連を調べています。
警察などによりますと、26日正午すぎ、徳島県鳴門市の「ボートレース鳴門」に男の声で、「場内に爆弾をしかけた。きょう午後2時ごろに爆破する」という電話がありました。
このため、午後1時以降に予定されていた8つのレースの中止を決め、来場者や職員およそ1500人を避難させる対応を取りましたが、午後2時をすぎても異常はなく、爆発物なども見つからなかったということです。
警察は業務妨害事件として捜査するとともに、2週間前の今月12日にも同じような爆破予告の電話が香川県丸亀市の競艇場にあったことから関連を調べています。
競艇場を運営する鳴門市企業局の山内秀治局長は「爆破予告が続いたことは、全国の競艇場全体で対応しなければならない事態だと思う」と話しています。
-- NHK NEWS WEB