来年3月に開業予定のプロ野球、日本ハムの新球場のグラウンドのサイズが「公認野球規則」の基準を満たしていないという指摘を受けたことについて、今月14日に開かれる12球団代表者会議でも対応について話し合われる見通しです。
日本ハムの新球場の運営会社によりますと、北海道北広島市で建設されている球場は、来年3月の開業に向けて、全体工事の95%ほどが完了していますが、7日に開かれた12球団による実行委員会のなかで、グラウンドのサイズについて指摘を受けたということです。
具体的には、「公認野球規則」では球場の設定として、ホームベースからバックネット側にあるフェンスなどの距離は「60フィート、18.288メートル以上を必要とする」と規定していますが、新球場では15メートルほどの距離になっていて基準を満たしていないと指摘されています。
指摘を受け、日本ハムは対応を検討するとしていて、関係者によりますと、今月14日に開かれる12球団代表者会議でも対応について話し合われる見通しだということです。
運営会社はこれまで、新球場の特徴の1つとして、客席とグラウンドが近いことをあげていました。
-- NHK NEWS WEB