ことし6月、都内のホテルで大学院時代の先輩の男性に熱湯をかけて脅し、現金30万円を振り込ませたとして、34歳の元会社員が再逮捕されました。元会社員は、ことし8月にも男性に熱湯をかけて重いやけどを負わせたとして逮捕・起訴されていて、警視庁が詳しいいきさつを調べています。調べに対し容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは、東京 墨田区の元会社員、奥村啓志容疑者(34)です。
警視庁によりますと、ことし6月、東京 新橋のホテルで大学院時代の先輩の30代の男性に対して電気ケトルに入った熱湯を繰り返しかけて脅し、現金30万円を振り込ませたとして強盗傷害の疑いが持たれています。
実際には存在しない借金の返済名目で男性を脅し、やけどを負っていたにもかかわらず「病院には行くな」などと指示していたとみられるということです。
調べに対し容疑を否認し「熱湯をかけたことは間違いないが、金を奪うつもりはなく話し合おうと思った」などと供述しているということです。
奥村容疑者は、ことし8月にも男性に熱湯をかけて重いやけどを負わせたとして逮捕・起訴されていて、警視庁が詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB