75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度の保険料について、厚生労働省は上限額を年間66万円から80万円に引き上げる方針を示しました。現役世代の負担を抑えるとともに、出産育児一時金を増額するための財源に充てることにしています。
およそ1890万人の75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の財源は、患者の窓口負担のほかは
▽保険料がおよそ1割
▽公費がおよそ5割
▽残りのおよそ4割を
会社員など現役世代が支払う保険料からの支援金で賄っていて、高齢者の医療費の増加に伴い、現役世代の負担が重くなっています。
-- NHK NEWS WEB