16日、群馬県伊勢崎市のアパートでネパール国籍の女性が殺害された事件で、警察は現場から立ち去ったとみられるネパール国籍の知人を17日夜、殺人の疑いで逮捕しました。警察の調べに対して、知人は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、群馬県伊勢崎市の自称・会社員でネパール国籍のアサリヤ・ビッショ・ラジ容疑者(37)で、警察によりますとおとといの深夜、同じ伊勢崎市内の近くのアパートに住む、ネパール国籍のパート従業員、バスネット・アディカリ・ラックシミ・クマリさん(42)を刃物で刺して殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。
警察は遺体に刃物によってできたとみられる傷があり、現場では、刃物を持った男が立ち去る様子が目撃されていたため、捜査を進めていました。
そして17日午後、現場から立ち去ったとみられる知人を新潟県内で見つけて事情を聞いていましたが、事件に関わった疑いがあることがわかったとして17日夜、逮捕したということです。
警察の調べに対して知人は「やっていません」などと容疑を否認しているということです。
警察は、事件に至る詳しいいきさつなどについて調べを進めることにしています。
-- NHK NEWS WEB