ことし5月埼玉県朝霞市で内装工事会社が全焼し、43歳の社長が遺体で見つかった事件で、警察は、県内に住む30代の知人2人を、放火と殺人の疑いで逮捕しました。
ことし5月朝霞市の内装工事会社が全焼して、焼け跡から社長の長葭良さん(43)が遺体で見つかりました。
警察は、長葭さんが暴行を受けたあと、放火されたとみて捜査していましたが、20日、埼玉県小川町の内装業大木渉容疑者(37)と、越谷市の無職大西寿貴容疑者(31)を、放火と殺人の疑いで逮捕しました。
警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。
これまでの調べによりますと、2人は、長葭さんから仕事を請け負っていて、事件当日も都内で仕事をしたあと、現場の会社に一緒に戻っていたということです。
また、周辺の防犯カメラには、事件が起きた時間帯に2人が乗ったワゴン車が写っていたということで、警察は詳しいいきさつを調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB