電機機器メーカー「ワコム」は運営するオンラインショッピングサイトが不正アクセスを受け、顧客の氏名や住所など、およそ15万件の個人情報が漏えいしたおそれがあると発表しました。
顧客情報が漏えいしたおそれがあるのは、絵描き用のタブレットなどの開発・製造を手がける「ワコム」が運営するオンラインショッピングサイト「ワコムストア」です。
会社によりますと、ことし8月、クレジットカード会社から顧客のカード情報が漏えいした可能性があると指摘を受け調べたところ、不正アクセスを受けていたことがわかったということです。
漏えいしたおそれがあるのは、顧客の氏名、住所、電話番号それにメールアドレスなど14万7545件と、クレジットカードの番号やセキュリティコードなど1938件です。
サイトのプログラムの一部が何者かに改ざんされていたことなどが原因だということで、現在は別のシステムを使ってサービスを運営しているということです。
ワコムは「事態を厳粛に受け止め、再発防止のための対策を講じてまいります。お客様をはじめ関係者の皆様には重ねてお詫びを申し上げます」としています。
-- NHK NEWS WEB