週明けの27日の東京株式市場は、アメリカのトランプ大統領が経済政策を実現できるかどうか疑問視する見方が広がっていることから、アメリカで事業を展開する企業の株式が幅広く売られ、日経平均株価は1万9000円を割り込みました。
日経平均株価、午前の終値は先週末より291円74銭安い1万8970円79銭。
東証株価指数=トピックスは21.08下がって1522.84となっています。
午前の出来高は9億3346万株でした。
市場関係者は「トランプ大統領の与党内での求心力が低下し、大型減税などの経済政策を実現することは難しいのではないかという見方が広がり、自動車メーカーや鉄鋼といった素材メーカーなど、アメリカで事業を展開する企業の株式が売られている。外国為替市場で円高ドル安が進んでいることが、株価を一段と押し下げている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB