22日のニューヨーク株式市場は、アメリカの家電量販店大手の業績が市場予想を上回ったことを受けて年末商戦の売上げへの期待から、買い注文が増えダウ平均株価はおよそ3か月ぶりに3万4000ドルを回復しました。
22日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価の終値は前日に比べて397ドル82セント高い3万4098ドル10セントと、ことし8月以来、およそ3か月ぶりに3万4000ドルを回復しました。
この日、発表されたアメリカの家電量販店大手の決算で、業績が市場予想を上回ったことを受けて年末商戦の売上げへの期待から買い注文が増えました。
IT関連銘柄の多いナスダックの株価指数も1.3%の上昇でした。
市場関係者は「市場ではアメリカの個人消費は記録的なインフレの影響で落ち込むとの観測が出ていた。しかし、家電量販店大手の業績が市場予想を上回ったことで、想定よりも底堅いのではないかとの見方が広がり、年末商戦の売上げへの期待が高まった」と話しています。
-- NHK NEWS WEB