FRB=連邦準備制度理事会の議事録の公表を受けて、23日のニューヨーク外国為替市場では円相場が一時、1ドル=139円台前半まで値上がりしました。
議事録で多くの参加者が近いうちに利上げペースを緩めることが適切になるだろうと主張していたことが市場に伝わり、日米の金利差の縮小が意識され、ドルを売って円を買う動きが強まりました。
市場関係者は、「この日、発表された企業の景況感を示す経済指標が市場予想を下回ったことも、利上げペースを緩めるとの見方につながり、ドルが売られやすくなっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB