25日は「ブラックフライデー」。アメリカで年末商戦が始まる日とされていますが、日本国内でもネット通販のECサイトなどで格安キャンペーンが実施され、SNS上で話題を呼んでいます。
アメリカでは11月の第4木曜日が「感謝祭」となっていて、その翌日の金曜日は「ブラックフライデー」と呼ばれています。どんな店でも売り上げが伸び、“黒字になる”というのがその名の由来とも言われていて、この時期に年末商戦が本格的にスタートします。
日本でもブラックフライデーに合わせてネット通販大手のアマゾンや楽天などのECサイトでふだんより安い価格で商品が購入できるキャンペーンなどが行われているほか、大阪の高島屋本店など実際の店舗でも食料品や衣料品などを中心に、値下げ販売しています。
ツイッター上では25日朝から「ブラックフライデー」がトレンドワードの上位に入るなど関連の投稿が相次いでいて「ブラックフライデー、割引率えぐすぎてやばい」「ブラックフライデーってなにがブラックなの?」など盛り上がりを見せています。
また商品価格の推移を把握できるツールを紹介する投稿や、「1.無駄遣いするな 2.本当に欲しいものを買え 3.衝動買いなんて誰得」と冷静な行動を呼びかける投稿も拡散されています。
検索エンジンのグーグルで人気度の動向を調べると、日本では6年前、2016年から「ブラックフライデー」の検索数が増加していて、この年、流通大手の「イオン」が「ブラックフライデー」と銘打ったセールを初めて実施していました。
アメリカのイベントだった「ブラックフライデー」は日本でも徐々に根付き始めています。
-- NHK NEWS WEB