食品メーカーの「カゴメ」は、原材料価格の高騰を受けて、主力商品のトマトケチャップなどを、来年2月1日の納品分から値上げすると発表しました。
値上げの対象となるのは、
▽トマトケチャップや、
▽パスタソース
それに、
▽トマトジュースなど、
家庭用と業務用の食品や飲料、合わせて329品目です。
引き上げ幅は、税抜きの出荷価格で6.4%から29%で、このうち主力のトマトケチャップといった一部の調味料は、ことし4月に続き再値上げとなるものもあります。
理由について会社では、原材料のトマトが世界的な需要の拡大に加え、干ばつなどによる収穫量の減少で価格が上昇しているうえ、資材費やエネルギー価格が高騰しているためとしています。
食品メーカーでは、「キッコーマン」も、
▽トマトケチャップや、
▽トマトジュースなど、
家庭用と業務用、合わせて94品目について、来年3月1日の納品分から税抜きの希望小売価格を7%から24%値上げすると発表していて、年明け以降も生活に身近な食品の値上げが、さらに広がりそうです。
-- NHK NEWS WEB